Data-centric AI[※1]開発に必要なデータ収集・生成からアノテーション、モデル開発、MLOps構築までの全工程を支援するFastLabel株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:鈴木健史、以下「当社」)は、株式会社みずほ銀行(東京都千代田区、取締役頭取:加藤 勝彦)からデットファイナンスにより2億円の資金調達を完了したことをお知らせいたします。 [※1] Data-centric AI:AIのデータセットを改善することでモデルの精度改善を実現するアプローチ【デットファイナンスの概要】・金融機関:株式会社みずほ銀行・借入金額:2億円 【背景】当社はAI開発の基礎となる高品質なデータ供給を主力事業としており、現在ではデータセントリックなAI開発プロセス全体を包括的に支援するサービス(業務代行及びコンサルティング)およびシステム(各種ツール)を提供しております。 今回の資金調達に伴い、当社サービス領域における需要急増へ対応するためのリソース確保を進めるとともに、上場へ向けた長期安定資金確保を実現いたします。株式会社みずほ銀行 日本橋法人第一部 部長 井上 克己 様【井上様 コメント】FastLabel様は、「AIインフラを創造し、日本を再び『世界レベル』へ」をパーパスに、AIの教師データ作成代行や、AI開発に必要なプロセスを一貫してサポートするプラットフォームを提供されています。AI開発においては、開発プロセス全体の90%の工数が教師データ作成に費やされており、労働集約的な手法による高コスト構造と、開発プロセスのブラックボックス化が大きな課題となっています。同社は、鈴木CEOのAIエンジニアとしての経験、課題感からいち早くプロダクト開発に取り組み、専門知識を持つエンジニアでなくても使いやすいUI/UXを備えたプラットフォームで、AI開発プロセスの高度化に取り組まれてきました。弊行は、FastLabel様の将来性を高く評価するとともに、AI開発プラットフォームの普及によるAIインフラの創造、あらゆる産業の革新にも期待し、今回の融資を決定いたしました。 今後も、革新的なソリューションを持つFastLabel様に伴走し、ともに社会の変革に挑んでまいる所存です。FastLabel株式会社 代表取締役CEO 鈴木 健史【鈴木 コメント】このたび、株式会社みずほ銀行様より弊社事業の将来へ高く評価いただき、2億円のデットファイナンスをご実行いただきましたこと、心より感謝申し上げます。FastLabelは、創業以来「データセントリックなAI開発」を核とし、高品質なデータ供給とアノテーション、そしてAI開発全体を包括的にサポートするソリューションを提供してまいりました。今回の資金調達により、急増する市場のニーズに柔軟かつ迅速に対応すべく、さらなるリソースの強化と技術開発体制を整え、将来的な上場に向けた基盤整備にも注力していく所存です。【当社事業について】当社は「データセット提供」、「アノテーション代行」、「モデル開発支援」、「FastLabel Data Factory」など、AI開発を行うお客様に向けたトータルソリューションを提供しています。データセット提供:権利クリアかつ高品質な各種データの収集、販売を行います。ストックの提供や新規撮り下ろしにも対応しています。アノテーション代行:あらゆる非構造化データに対応し、弊社独自の品質管理によりデリバリー品質 を担保しています。ドメイン知識が必要な仕様にも対応可能です。モデル開発支援:画像や動画の撮影条件や正確性/統一性を読み解きながらモデルの学習・評価を実施し、評価結果を精度向上につなげていきます。FastLabel Data Factory:データ収集・管理、アノテーション、モデル開発までワンストップで提供するSaaSです。DataOps構築を実現し教師データ準備を大幅に効率化できます。当社は各業界リーディング企業への豊富な支援実績を有し、権利クリアかつ高品質なデータ作成に強みを置いております。豊富な経験を通して培ったアノテーション仕様作成をはじめとしたAI開発のノウハウで、今後も多くのお客様を支援してまいります。【当社の概要について】社名:FastLabel株式会社代表者:代表取締役CEO 鈴木健史事業内容:Data-centric AI開発を支援するプロフェッショナルサービスとプロダクトの提供設立:2020年1月23日本社所在地:〒163-0224 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24階URL:https://fastlabel.ai/